千里の道も一歩から

いきなりですが、結論から言えば語学学習とは最終的に暗記にたどり着くと思います。暗記と言うと受験勉強の時の様にひたすら単語帳を見ながら単語を覚えると言う様なことを想像してしまいますが、例えば赤ちゃんが周囲で話されている会話を通して自然に言葉を覚えるというようなことも含めます。要は、知らない表現は理解できないし、ましてやそれを使って会話をする事は出来ないということです。

一つの言語で使われる表現方法には単語、熟語、方言などを含め膨大な数存在し、それらを全て暗記することは不可能です(日本語ですら普通の人が知っている表現はごく一部です)。一般社会で使われる表現だけでも、マスターするには相当な時間と労力が必要になります。当然のことながら巷の英会話学校等で週数回会話するだけでは全く足りません(無意味ということではありません。英会話学校の会話だけでは不十分だということです)。

そこで地道な努力が必要になるわけですが、これは特別なことではなく、例えば「分からない単語があれば辞書を引く」とか、「新しい表現を聞いたら、メモを取る」などといった、ごくごく当たり前の事です。実はこういった行為というのは、何かを本気で学ぼう、マスターしようと思えば、自然と行っているべきことなのです。語学でなくても、何かの資格を取ろうとか試験に受かろうとか思えば、自然と分からないことを調べたり、大切なことをメモしておいたりと言う事をするものです。

何が言いたいのかというと、このサイトで繰り返し私が主張している通り、まずはこれからマスターしようとする技能の必要性を心の底から認識すること(表面的に思い込むだけでは不十分です)。そして、覚悟を決めることが先決だということです。必要性を認識すると言う事が自然に出来る場合もあれば、意識的に気持ちを高めることが必要な場合もありますが、いずれにしても本気にならない限りは、何をやっても目標にはたどりつけないと思います。これは私自身常に意識していることであり、また、ある意味一番難しいことでもあります。誰でも無意識のうちに「あわよくば」とか、「出来るだけ楽に」という、自分に都合のいい考え方をしてしまいます。

これを打ち破るには、自分自身を追い込むということが大変効果的です。例えば、資格試験等に申し込むことにより、自分自身に課題を課すことも有効です。何をやるにも最初はきっかけというか、大きなモチベーションが必要です。そこをクリアしてある程度上達すれば、後は比較的楽になります。私の主張するダラダラ勉強法も、このレベルからは有効になります。何でもそうですが、はじめの一歩、二歩が辛い部分ですが、最も大切な部分でもあります。千里の道も一歩からと言う事です。なぜ英語力が伸びないのか悩んでいる方は、まずは覚悟を決めて一歩を踏み出してみて下さい。

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